iどさにっき shuffle 〜2007年9月下旬〜

by やまや
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2007年9月22日(土)

暑さ寒さも彼岸まで

_ ……ウソつき。

_ 真夏のクソ暑さの中、朝から夕方まで汗だくになって自転車で京都市内を走りまわってたよ。よく体力もったな。

paranoid

_ そんなわけで、ども、やまやです。宿は無事に取れました。いつも道の駅で車中泊してるようなわしが、ホテルマンが荷物を部屋まで運んでくれるような高級なホテルに生まれてはじめて泊まったよ! そういうサービスも含めての料金なんだろうけど、そういうのに慣れてないので逆に恐縮してしまって心が休まらないよ。わしには安宿で十分なんだけど空きがないんだもん。

_ ところで、うちの自宅サーバの /etc/hosts.allow の先頭近くにはこんなのが書いてあるんですよ。

ALL : PARANOID : deny
逆引きと正引きが一致しなかったらアクセス拒否。

_ このホテル、部屋からインターネットにつながるのはいいんだけど、この制限にひっかかりやがる。外から叩いてみると DNS も HTTP も問題ないようなのに、ssh だけアクセスできない理由がしばらくわからなくて、プロセス落ちたのかしらん、でも TCP 的にはつながってるよなー、とかすげー悩んだぞ。

_ かならず逆引きを設定しろとはいわんのだけど、設定するのであればちゃんと正逆一致する名前をつけやがれ、と。

_ つーか、この IP アドレスを whois すると中国の ISP が出てくるんだけどなんで? ここ京都だよな。目の前にあるのは紫禁城じゃなくて二条城であってるよな。


2007年9月24日(月) 振替休日

遊びたおして帰ってきた。

_ もう少しいろんなところを回ろうかと思ってたんだけど、お金がなくなったので帰ってきた。サイフの中身489円。小学生のおこづかいですか。

_ 先週仙台から帰ってきたときのサイフは150円ぐらいだったからまだずっとマシだが。

schg

_ FreeBSD の man のパーミッション。

% uname -sr
FreeBSD 4.11-STABLE
% ls -lo /usr/bin/man
-r-sr-xr-x  1 man  wheel  schg 29688 Feb  4  2006 /usr/bin/man
% uname -sr
FreeBSD 5.4-STABLE
% ls -lo /usr/bin/man
-r-xr-xr-x  1 root  wheel  -    29480 May 21  2005 /usr/bin/man
6.x の man は 5.x と同じ。

_ 以前、もう使わなくなった FreeBSD のマシンを rm -rf / してみたら、最後に man が消えずに残ったことで man に schg フラグが立っていることに気がついた。さっきふと思いだしたのだが、今はパーミッションが昔とだいぶ変わっていた。catman を生成する都合上 man に setuid されているのはあたりまえのことなのだが(というか、なんで最近のは setuid されていないんだ?)、なんで以前は schg フラグが立っていたんだろうか。+s されているので安全性を高めるつもりだったのかもしれないけど、+s されていても noschg なコマンドはほかにもたくさんあり、一貫してない。しかも man の権限になるだけだから、root に setuid されているものほど気を使う必要は薄かったはずなのに。

_ schg が何かわからん人は man chflags しとけ。ちなみに、ports の jman は今もかわらず setuid で schg。


2007年9月25日(火)

因果律

_ 物理の常識のひとつが因果律。時間はさかのぼらない。先に起きたことが原因になって後に起きることに影響を及ぼすことはあっても、その逆はない。

_ さて問題。OS 起動直後、syslogd が起動するより前のログが syslogd で記録できているのはなぜか。これは因果律に反しないのか。

_ 以下、答のかわりのひじょーにわかりにくいたとえ話。ちゃんとした答は書かないので正確なことは自分で調べておいて。

_ 漱石の『夢十夜』に、仁王像を彫っている運慶を眺める夢が出てくる。迷いなく鑿をふるっているが、仁王を彫っているのではなく、木の中にすでに埋まっている仁王を掘り出してるだけだ、だから無造作に鑿を使えるしそれで間違うことがないのだ、と。syslogd が起動する前のログがわかるのも、つまり自力で彫るのではなく、すでに埋まっているものを掘り出しているだけ、ということ。

_ もっとも、夢十夜の方では、埋まっているものを掘り出すだけならば誰でもできるはずだ、と考えて自分でも挑戦してみるもとーぜんのごとく失敗して、明治の木には仁王は埋まっていないのだ、と結論する。ちゃんと仕込んでおかなきゃダメってことだ。明治の木には仁王は仕込まれていないけど、カーネルには仕込まれている。

_ ……なんてネタを書きながらローカルのログを見たら、ディスク死にかけのメッセージが。あうあう、 そうだった忘れてた。さっさと対処しなくちゃ。めんどくせーなー。


2007年9月27日(木)

また落ちた

_ うちの自宅サーバがきのうの夜中と今朝早くにまた落ちた。深夜は自動で再起動かかったけど、朝の方は固まったまま。なのに、今日は仕事で夜にメンテ作業があって早く帰れない。けっきょく再起動できたのは16時間後。

_ 起動はできたけど、ディスク死亡なのでまたいつ死ぬかわからん。はやいうちに別マシンに機能を移しておかないと。って、2週間前から症状出てるんだからとっととやれよ。


2007年9月30日(日)

無題

_ そんなわけで、Web も仮復旧しました。

_ ディスクが死にかかってることに気がついたらすぐに移行作業しろ、ってことで。わかってるけどさぁ、仕事ならすぐにやるけどさぁ、プライベートなものは手を抜きたいよねぇ。給料出ないんだもん。


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やまや