どさにっき 3D 〜2011年3月中旬〜

by やまや
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2011年3月11日(金)

東北地震

_ 風邪気味でうちで寝てたらひどい地震が。自宅近辺は震度6弱だそうで。かなり揺れたけど、ガラクタの山が一部崩れたぐらいで大きな被害はなし。

_ 実家は6強。屋根瓦が落ちて壁にヒビが入って停電中らしい。人は無事のようでとりあえずよかった。明日手伝いに行ってくる。体調よくないので戦力になるかどうかわからんけど。

_ 震源に近いあたり心配だなぁ。以前仙台に住んでたころは大きな地震なんてほとんどなかったけど、仙台を離れてすぐから数年おきぐらいに大きな地震が起きるようになって、それで今日の地震だ。いつ起きてもおかしくないと言われてた三陸地震がついに起きたということでいいのかな。テレビを見てるとときどき見慣れた場所の惨状が目に入ってきて心が痛い。1日でも早く復旧して元の姿に戻りますように。


2011年3月12日(土)

無題

_ 東北道が通行止めになってるせいか R4 は渋滞。いつもの倍くらいの時間をかけて実家へ。実家の手前 3km ぐらいから信号が消えてた。停電続いてる。大谷石の石塀があちこちで倒壊してる。震源からかなり離れてるから大丈夫だろうと思ってたけど、予想以上に被害が大きい。

_ 実家に到着して屋根を見上げると被害は一目瞭然。瓦が「何枚か」割れたとしか聞いてなかったが、何十枚も、もしかしたら100枚以上も瓦が割れて軒下は破片でいっぱいなのにその表現はおかしい。すでにうちの親とご近所さんが屋根で応急措置をしてる。自分もすぐさま脚立で屋根に上がって手伝い。といっても、素人ができることなんてタカがしれてるので、ブルーシートをかぶせて風で飛ばないように割れた瓦でおさえて紐で結わえるだけ。ついで同様の被害のご近所さんの屋根にも上がって同じことを。自分の家の屋根に上がるのも初めてだというのに、よその屋根まで上がるなんて。初めて見る屋根の上からの景色は、ほかにも屋根瓦が壊れた家の並ぶ住宅街。しかし見える範囲ではうちの屋根がいちばん被害が大きそうな感じ。築30年以上だしなぁ。

_ 下からおばちゃん達の歓声。復電したらしい。14:40 だから、地震発生からほぼ24時間後。水とガスは断なしだったので、とりあえずはふだんの生活に戻れるようになった。

_ 電気が復旧したし、応急措置も済んだのでテレビで情勢を見る。…ひどい。うちの被害なんてかわいいもんだ。時間が経つにつれ被害が拡大していく。もう見たくないが目を背けることができない。テレビに映る壊滅した街のほとんどに一度は行ったことがある。ひとりでも多くの人が助からんことを。


2011年3月13日(日)

自己負担ほぼゼロでいっぱい寄付する方法

_ ふるさと納税。寄付額に応じて住民税の控除が受けられる制度。寄付先は自分の故郷じゃなくても可。どっちにしろ自分の手元に残る金じゃないんだから、インフラの整った地元に納税するより、インフラの再建が必要な被災地に寄付しちゃいましょう。 参考

_ 調べてみると、寄付する前に申し込みが必要みたい。今そんな事務手続きをさせるのは迷惑だろうから、もう少し情勢が落ち着いてからかな。

_ 所得税も寄付金控除あり


2011年3月14日(月)

無題

_ 交通混乱を避けるためにひさしぶりに自転車でお仕事へ。無理して来なくても自宅からリモートでいいよ、という話だったけど、誰もいないとそれはそれで困るし。片道 25km ってサイクリングロードや田舎道ならぜんぜん大したことない距離なんだけど、市街地だと信号ばっかりで加減速が多くてけっこう体力を消耗するし、車も多くて神経つかうので精神的にも疲れる。

_ うちの会社からのレンタル物品が建物ごと津波で流されちゃったんだけどどうしよう、という問い合わせが来てた。いやいや、そんな小さなこと気にしなくていいですから。


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やまや