Software-Defined どさにっき 〜2015年8月上旬〜

by やまや
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2015年8月2日(日)

白馬三山

_ 金曜日から3日かけてテントかついで縦走。大雪渓から登って鑓温泉から下るというありきたりなコース。

_ 文句なしの快晴で言うことなし。深い谷を挟んで向う側の剱、立山はもとより、遠く槍穂高や富士山まで雲海の上にくっきりと見える。ふつー昼近くになると麓から雲が湧き上がってくることが多いんだけど、初日に関してはそれがなくて夜まで快晴が続くというめったにない好天。天気がよすぎて下山時クソ暑かったけどな。

_ 大雪渓を登る。雪で冷やされた空気が降りてくるので、雪渓下部は半袖だと寒いくらい。

杓子岳と白馬鑓ヶ岳

雲海に浮かぶ夕暮れの剱・立山

満月でした

杓子岳に向かう途中、白馬岳を振り返る

白馬鑓ヶ岳の山頂から北側。杓子岳(手前)、白馬岳(中央)、旭岳(左)

白馬鑓ヶ岳の山頂から南側。不帰ノ嶮から唐松、五竜、鹿島槍へ。右奥に剱岳。


2015年8月3日(月)

フェリー火災

_ 週末の間俗世から離れていて、今朝になってからその間に苫小牧行きフェリーが燃えていたことを知る。えー。何度も乗った船だったのに。今年も乗るつもりですでに予約してたのに。まあ運航予定では今度乗るのは火災を起こしたのと別の船だったようだけど。つーか運が悪ければ自分も救助される立場になってたんだろうなぁ。

_ 残った船はいちおう予定どおり運行を続けるようだけど、ちょと不安だなぁ。今後のなりゆきでは安全体制の確認ができるまで運航差し止めとかいう事態も最悪ありえるだろうし。このへんの連絡はまだきてないんだけど、ほんとに運航できるのかとかの情報は予約者としては早めに欲しいところ。

_ あの船は大洗からの深夜便に使われているもので、金曜の夜、仕事から帰った後で自宅を出て大洗に向かうとちょうど出港手続きの時間帯なのでひじょーに使い勝手がいいのだ。苫小牧着が夜なのでバイクの人には不便だろうけど、自分はどーせ車中泊だから関係ないし。これからも何度も乗るだろうから、1日も早く安全対策してもらって復活を祈りたい。

公衆電話

_ テレカって何?。うわぁ。もうそんな時代だったのか。そりゃそうだよなぁ。

_ 中島みゆきの名曲『ローリング』に

9桁の数字を組み替えて並べ直す
淋しさの数と同じ イタズラ電話
という一節が出てきて、これはもう若い人には意味が通じないだろうなぁ、とは前まえから思ってたんだけど (*1)、すぐその後の
ボックスを叩く街の風が冷たい
どうしても1つだけ押せない組がある
という一節の方も通じなくなりつつあるということまでには思い至ってなかった。たしかに公衆電話なんか使う機会ないし、そいえば公衆電話はあってもそれが電話ボックスに入ってるものとなると最近見かけた記憶ないわ。ものすごく荒野にいる気分。

_ いまでは公衆電話もだいぶ減ったけど、非常用の通信インフラでもあるので一定数は常に確保される(災害時でも通信規制を受けない)。公衆電話は全国あまねく設置運用することが NTT 東西に義務づけられている基礎的電気通信役務(ユニバーサルサービス、1回線あたり毎月2円払ってるアレ)のひとつなので、法律が改正されないかぎりは絶対になくならず、現役でありつづける。


(*1): いま調べたら東京03地域の電話番号が10桁化されたのは1991年だったそうな。

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やまや