_ willcom のユーザなわけだが、willcom のメールは使ってない。携帯でメールなんて。
_ そんなわけで、 この前の willcom のメール障害も、わしにはまったく関係がなかった。
_ が、こういうお祭が起きてるときには参加してみたくなっちゃうわけで。絶賛障害中のときに、外から willcom の自分のアドレス宛にメールを送ってみたですよ。
_ えと、遅延どころじゃなかったですよ。そんなユーザはいないといって 550 のエラーで蹴られましたですよ。しばらく willcom のメールなんか使ってなかったから、もしかしてアドレスが抹消されたのか?
_ すでに遅延が解消された今日になってからもう一度試してみたらちゃんと届いたので、あくまで緊急避難的に新規メール受付が停止されてただけのようだけど。willcom のアドレスから外に送ったときにどうなるのかは確認しなかったけど、試しておけばよかったな。
_ で、存在するはずのアドレスを 5xx で蹴ってしまうというのはどんなもんなんだろ。過負荷で死にそうなときは、負荷が下がったらまたおいで、と 4xx で返しておくのが教科書的な答なんだけど、4xx では何度も再送してくるので、障害が長びくにつれ再送試行がどんどん膨れあがり、逆に悪化させてしまう可能性もあるわけで。
_ 携帯宛メールってのは一般的なメールとは違って、わりと即時性を要求する人が多いので、再送させるよりは即エラーにしてしまう、というのは間違った対応じゃないのかもな。とはいえ、「そんなユーザはいない」というエラーを返すというのはおかしいと思うけど。554 transaction failed あたりを返しておくべきじゃなかったのかなぁ。
_ 鍋を焦がした……。
_ ……わしはこれを身に着けるにはちょっと抵抗がありますね。
_ めも。複数の PC で Firefox のブックマークを同期させる拡張。まだ試してない。リンク先はなぜかフランス語(だと思う)。だって 英語ページは古いんだもん。……これ作った人って日本人だと思うんだけど。
_ 昔の Netscape Communicator は、ブックマークだけでなくそれ以外の各種情報も Web や LDAP に置けたローミングアクセスという機能があったんだけど、Mozilla では削られてしまって久しい。この機能が復活するのを秘かに願ってたんだけど、まあ、とりあえずはブックマークの同期だけでガマンするか。
_ Yahoo とライブドアはトップページがそっくりだというのは以前から言われていたことだけど、それについての ITmedia の記事 ネットサービス“そっくりさん”登場のなぜ。
_ 真似する方のいいぶんもわからんでもないんだけどね。使いやすさの中には客観的な判断基準だけでなく、「慣れ」が占める比重も非常に大きい。qwerty 配列のキーボードのように。先行サービスに慣れたユーザを取りこもうとすれば、先行サービスに似せた UI を備えるのはどうしてもしかたない。
_ でも、ボタンの配置とか画面遷移とかだけでなく、色なんかも同じようにしてしまう、というのは、新規性のない単なる後追い、パクリと言われてもしかたないだろう。先行サービスのもっている欠点を直せる立場にいるのが後発のメリットなのに、それをせずに忠実に先行サービスをなぞっているだけじゃぁ、ね。
_ で、これは ITmedia の記事なのだが、少し前の impress のブログにそっくりなネタが。『 そのデザインは誰のもの?』 IT 戦士よ、その記事の元ネタは誰のもの?
_ 前からずっと言ってるんだけどさ、せっかくのいい機会なんだから、有力な日本選手だけじゃなくて、世界のトップレベルの競技を見たいよね。つまらないナショナリズムなんか捨てようよ。
_ ふだんはテレビでなんか放送されないマイナー競技にもおもしろいものはいっぱいあるのに、日本選手が出てない、あるいは出ててもメダルの期待が薄いと、競技をやってることすら不明。冬季五輪はスピードスケートとフィギュアスケートとスキージャンプだけじゃないんだよ。
_ というわけで、超マイナー競技カーリング。テレビで放送される機会はめったにないけどさ、カーリングは見ていてムチャクチャおもしろいよ。パワーとかスピードとかはないけどさ、繊細さと頭を使った駆け引きってのはほかの競技にはないもの。今晩珍しく地上波で放送されてた(長野のときは時差のない国内開催なのに深夜の BS だったぞ)ので何年ぶりかで見たんだが、最初から最後までじゃなくダイジェスト版だったのでちょっとものたりない。つーか日本チームだけじゃなくていいんだってば。もっと見せろ。
_ テレビはふだんあんまり見ないから衛星放送は受信できないんだが、こういうときだけは BS がほしい。
_ 正規の証明書をもってるフィッシングサイト。spam も以前は存在しないドメインや他人のドメインを詐称してたものが多かったけど、最近はかなりの割合で自前のドメインで堂々と送りつけてきてますな。それを考えれば、SSL の証明書も堂々と取得するフィッシングサイトが出てくることなんか容易に想像できますな。身元を証明する情報を公開してるわけだから、万が一詐欺が摘発された場合に逃げ道がふさがれちゃうのが難だけど。
_ で、 アレゲな人たち。なんか勘違いしてる人が多いなぁ。認証局ってのは、「わしことやまやは悪い人じゃないです」という主張について、「やまや」を自称している「わし」が第三者から見てたしかに「やまや」であるということは保証してくれるけど、その「やまや」が「悪人でない」ということがほんとかどうかについては一切関知しない。身元がバレるから悪いことをやろうにもやりにくいというだけのこと。
_ 自己破算しちゃったような人は社会的な信用はほとんどゼロだけど、だからといってそういう人に対して身分証明書が発行できないわけではない。本人確認と信用はまったく別。SSL も同じことなんだけどねぇ。
_ アホやな。アホだが、公的な組織の人間が公務の最中にやってしまった失態だから、まあ、ニュースにするのもアリかもしれない。だが、これはなんだ。
_ ……。なにこれ? アホ学生がやんちゃしただけだろ? こんなの記事にしてどうすんだ? 少し前に京大アメフト部が強姦事件やらかしたからつまらんことでも叩きたいんだろうけど、こんなくだらないことを記事にする方が品性を疑われるぞ。
_ なんかベタぼめですな。いや、まあ、弁護側証人なわけだから当たり前なんだけど。
_ スキーのアルペン競技(滑降とか回転とか)がはじまってるはずなんだけど、日本選手が出ないか、出ても上位が望めないので地上波では放送してくれません。日本選手がいないからといってスキーのいちばんの花形種目を放送しないクソッタレテレビ局にはうんざりです。
_ まったく関係ない素朴な疑問なんだけど、モーグルのようなスキーのフリースタイル種目とか、スノーボードとかって、なんでアルペンやノルディック競技のような体にぴったりしたウェアじゃなくて、そこらのスキー場のゲレンデにいるようなだぼっとしたウェアを着てるの? 空気抵抗がバカにならんと思うんだけど。
_ さらにまったく関係なく、前回大会でショートトラックで金メダルを取ったブラッドバリーのビデオがもう一度見たいんですが。あの幸運と笑顔は4年たっても忘れられない。
_ 記事内容はちょっと食い足りないんだが、でも日本のケータイ文化は異常だと思う。
ただ、2人の若い女性が、お喋りのタネもつき、目の前に相手がいるのに一言も話さず、自分のケータイの画面を見つめている姿をカフェで見かけると、少し心配にもなるこういうの、実際よく見るよね。よほどの緊急連絡でもないかぎり、目の前にいる相手の方を優先してやれよと思うんだが。そんなに相手が退屈ならばさっさとわかれてどっかに行けばいいのに。_ 満員電車の中で、あっちはケータイでメールを書き、こっちはケータイでゲームをし、なんて状況は今やちっとも珍しくないが、みんな無言で親指をすばやく動かしている光景は、客観的に考えるとかなり不気味だ。わしも Web から cron で取得してきた朝刊記事を読んでるので同類なのだが。
_ ケータイにカメラだとか電子マネーだとかいろんな機能が集約されて便利になってるけど、でも集約する先がケータイである必要性は薄いんだよね。次はケータイにどんな機能を載せるか、でビジネスチャンスを狙ってるところはいっぱいあるけど、携帯電話が何もかもを兼ねる未来でなく、携帯電話以外の何かが何もかもを兼ねる未来だってありえないわけじゃないはず。そういう万能端末プラットフォームに今いちばん近いところにいるのが携帯電話であるのは動かしようのない事実だけど、たとえば iPod が電子マネーに対応しちゃったりなんかすると、今後の展開にかなりの変化が起きると思うんだよね(iPod にそういう機能をつけろと主張しているわけではないので念のため)。
_ これまで1日あたり数回のアクセスだけでこっそりやってたこのページも、とうとうアンテナさんにつかまってしまったようだ。ちっ。
_ ま、そんなわけで今後ともよろしく。
_ へー、知らんかった。試しに聴いてみると、見事に頭外定位してますな。ただ、レベルは高いけれど、そんなにスゴいようには思わんかった。20年前にここまでできた、というのは素直にすごいけど。
_ 人間は両耳に届く音の微妙な違いによって音がどこからやってくるかを判断している。でも、耳は頭の左右対称の位置にあるので、基本的には右か左かしかわからんはず。左右だけではなく上下や前後まで音の到来する方向が判断ができるのは物理的な要因ではない。
_ 人間の耳は中空に浮いているわけではなく、固くて丸い頭にヘンなシワのある耳がくっついているわけだ。これが音を微妙に変化させるので、方向によってちょっとだけ違って聴こえる。とはいえ、左右対称なのはやっぱり変わらんから物理的には上下や前後はわからず、左右しか判別できないというのは同じ。真正面からの音を聴いても左右の耳に届く音は同じ。真後ろからの音でも左右で変わらない。でも、正面からと後ろからで同じ音が耳に届いているかというと、違う。耳は左右のほぼ対称位置についてるけど、頭や耳の形は前後対称ではないから。上下の判断についても同じ。音源でそもそもどんな音だったのかなんて知ることができるはずないんだけど、頭や耳の形によって音がどう変化するかのパターンを人間は生まれてから経験的に学習しちゃう。これが左右だけでなく前後上下も判別できる理由。
_ そのため、どのように音が変化するかをシミュレートしてやれば、音像を左右だけではなく上下や前後に定位させることも可能になる。このシミュレーションを実際におこなう手っ取り早い方法が、人間の頭を模したダミーヘッドを使うこと。最近ではダミーヘッドを使わずに、数値計算だけでこのシミュレーションをする手法も確立されつつある。このホロフォニクスのページではバイノーラル録音は上下の定位には弱いというようなことが書かれているが、それは単純に偽頭のシミュレーション精度が低いだけで、ちゃんと上下前後の定位させることも可能。
_ で、このホロフォニクスとやらはそれとはかなり異なる理屈を使っているらしい……というのだが、やっぱりバイノーラル録音の改良型ってだけだよなぁ。音源位置での音に方向による変化の効果をかけあわせた音を作るということは同じみたいだし。結局のところ、ダミーヘッドで録音したものをなんかの方法で加工してるだけだと思うんだけど、その方法が謎ってことだよね。どうやってるのか興味はあるんだけど、具体的なことがわからんのでアレだ。学者のくせに理屈を公開せずにひとりじめにしてるってのはいったいどういうことなのさ。
_ ……えーと。
_ ところで、スキージャンプペアは大会何日目にあるんですか?