_ ヘッダには Content-Type がない。ので、charset の指定もない。が、
こんな謎のヘッダはあった。X-AMAZON-INPUT-CHARSET: utf-8 X-AMAZON-OUTPUT-CHARSET: iso-2022-jp_ で、本文は Shift-JIS。Subject にいたってはどんなエンコーディングなのかまったく不明。ナニコレ?
_ いんたーねっとつながらないよーなんでー、と実家から SOS が届いたので、しかたなく出張修理。
_ 家庭用ルータ(ブロードバンドルータなんて呼んでやるものか)の LAN 側ポートのインターフェイスが激しく up/down を繰り返してた。なんだこりゃ。あーこりゃ壊れたか、買い替えかなーと思いながらも、ダメ元で電源を入れ直してみたら復旧しましたとさ。
_ 電源を入れ直すだけで直る程度のことならば人を呼ばずに解決してくれんかなー、と思う一方で、電源が入ったまま冷蔵庫が冷えなくなるなんてことはありえないわけで、家電の安定性にはまだまだ遠いなぁ。おかしくなったらとりあえず再起動、ってこの世界じゃほとんど常識だけど、世間一般の常識としてはおかしいよね。ナナメ45度からチョップすると映りがよくなるテレビと同じくらいおかしい。
_ わしはハードウェア屋さんじゃなくてネットワーク上にあるサーバのお守りをする人だけど、サービスの安定性ではまだまだだよなぁ。メールサーバが落ちて送受信できない、ということはたまにあるけど、郵便ポストが壊れて手紙を送れない、なんてことはないし。
_ がんばろ。
_ わしの Gmail のアカウントでいつのまにか Mail Fetcherが使えるようになってた。
_ 運のいい一部のユーザだけにしか提供されない機能らしいけど、その一部の枠が拡大してるのか、それともほんとに運がいいのか、どっちなのかしらん。まあ、どっちだったとしても、わしはこれに 否定的で、使うつもりはまったくないので意味ないよなぁ。みんな何をありがたがってるのかさっぱりわからん、というより、ありがたがっちゃいけない機能だと思うんだけど。
_ 録画しておいたスーパーボウルを見ながら深夜の自宅作業。ファンブルばっかり。雨の中の試合とはいえ、おそまつなプレーが多いなぁ。
_ 作業はまだ続いてるけど、自分の担当分は終わった。こっちの作業でファンブルはしてないはず。
_ 自宅サーバにつながらんなー、なんでだろ、と思ったら SSL 証明書の期限が切れてた。自分用に使ってるところだけで、他人様に見せている部分には SSL はいっさい使ってないからわし以外誰も困ることはないんだけど。うちでは HTTP の Basic 認証とか SMTP AUTH とかは使わず、SSL のクライアント証明で済ませてるから、期限切れになると何もできなくなっちゃう。オレオレ証明だけど、不特定多数にサービスする用途ではなく特定少数にだけ使わせる用途ならば業者から買うよりも安価で確実。
_ どうせオレオレなので10年とか100年とかの期限にしてもいいんだけど、たまに手を動かさないと頭にカビが生えるので、また1年で証明書作りなおし。
_ amazon.co.jp から届くメール(amazon を詐称したメールでも)の SPF 判定結果がおかしいような。sid-milter 0.2.14 で判定させると permerror になっちゃう。permerror になるのは、主に SPF レコードの記述が間違ってるときなんだけど、目視確認しても各地の validator にかけても、おかしなところは見つからないんだよな。
_ 怪しいのは、SPF レコードの記述内容自体ではなく、v=spf1 と spf2.0/pra の両方のレコードがあること、DNS からの応答が512バイトにおさまらず TCP にフォールバックしてること、あたりかなぁ。sid-milter のこのあたりの処理にバグがあるのかしらん。
_ CNET Japan( 本家 CNETからの翻訳記事)
正式なルートDNSサーバは13台あり、ITmedia( APからの翻訳記事)世界のコンピュータトラフィックの管理を支える13台のコンピュータのうち少なくとも3台が_ えーと、13台じゃありません。ルートサーバの IP アドレスは13個だけど、同じ IP アドレスを持ったサーバが世界の何ヶ所かに分散して置かれていて、台数としてはその数倍あります。だからどうだということはないんだけど。
_ どうやら include: を使っていて、include 先に classic SPF や SenderID として解釈できる TXT レコードが複数存在しているときに permerror になるみたい。
_ amazon.com には v=spf1 と spf2.0/pra の両方があるけど、このように単に複数あるだけならばエラーにはならない。しかし、こういうドメインを include すると permerror になる。amazon.co.jp は include:amazon.com しているのでこれにひっかかる。include: ではなく redirect: でもたぶん同じ。
_ 確認はしてないけど、そんなことをやっちゃいけないなんて制限はなかったと思うんだけどなぁ。amazon が悪いんじゃなくて、sid-milter のバグっぽい。
_ ついでのメモ。sid-milter でデバッグログを取るには、引数に -L 7 を追加して起動し、mail.debug をログに取る設定の両方をやる必要がある。どっちか片方だけじゃダメ。