iどさにっき shuffle 〜2007年5月下旬〜

by やまや
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2007年5月22日(火)

DKIM RFC

_ 出たみたい。あと1、2ヶ月ぐらい先になるかと思ってたけど意外と早くキタ。 RFC4871 DomainKeys Identified Mail (DKIM) Signatures

_ ちなみに DomainKeys の方も同時に RFC4870として出た。が、はじめから Obsoleted By: 4871, Category: Historic となってる。いきなり obsoleted でリリースされた RFC って初めて見たような気が:-)。


2007年5月24日(木)

ぬるぽ

_ だったので、ガッするための深夜作業。

_ Java はよくわからん。Java 以外ならわかるのかと聞かれたら、それもわからん、と胸をはって答えるが。


2007年5月26日(土)

coLinux のネットワーク設定

_ TAP を使うにしても pcap を使うにしても、colinux がやりとりするパケットは最終的には Windows 上の物理インターフェースを通って外界と通信するわけなので、Windows の方でこの結びつきを教えてあげなきゃいけない。据え置き PC ならばそれでもいいだろうけど、しょっちゅう持ち運びするノート PC だと、ネットワークにつながるインターフェースは有線 LAN だったり無線 LAN だったり AirEdge カードだったり、さらにその上から VPN 接続しちゃったりと一定せず、そのたびにネットワークの設定を変えてやらないと coLinux は外に出ていけない。これはすげーめんどう。つーわけで、こういう手間をできるだけ避けるための設定メモ。ネットワークのパフォーマンスがどうのという観点から見た使い勝手は一切気にしない。

_ 結論からいうと、colinux-daemon.exe の設定ファイルを以下のようにする。

eth0=slirp
eth1=tuntap
現時点で coLinux で使えるネットワーク接続手段は tuntap と pcap-bridge と slirp の3種類だが、このうち tap と pcap は Windows のどのインターフェースに寄生するかを決めて設定しないと外に出られないので、それがしょっちゅう変わる環境ではめんどくさくてダメ。それをしなくてもてきとーになんとかしてくれる slirp を使うのがよろしい。ただ、slirp には制限も多いので、それを補うために補助的に tap を使う。

_ slirp を使う場合はネットワーク設定は空から降ってくるので eth0 は DHCP で自動設定させればよし。常に固定アドレスになるので DHCP を使わずスタティックに設定しちゃってもかまわんけど。これでとりあえずどんなときでもゲストの Linux から外に出ていくことはできるようになる。

_ ただ、slirp ではデフォルトではゲスト環境から外には出られるけど、外からゲスト環境には入れない。この場合の「外」とは coLinux をホストしている Windows 自身も含む。つまりどこからもアクセスできない。それじゃ coLinux を動かす意味がないので代替手段として eth1 として tap を使う。

_ tap を使うと例によってネットワーク環境が変わるといちいち設定を変えなきゃ外に出られない問題が出るけど、外に出るのは slirp の役目、と割り切ってしまえば気にする必要はない。つまり、ホスト Windows の TAP の IP アドレスとゲスト linux の eth1 の IP アドレスを同一セグメントのプライベートアドレスに設定してお互い通信できるようにするだけ。インターネット接続の共有とかブリッジ接続とかの設定はいらない。ホスト環境の Windows からアクセスできるだけで、ネットワーク上の他のマシンからは接続できないけど、持ち運ぶノート PC に対して外からアクセスしたいなんてことはないだろうから困ることはない。

_ どーしてもホスト OS 以外のマシンから coLinux にアクセスする必要がある場合は、slirp の設定を変更する。たとえば外からの SSH と HTTP を許可する場合には

eth0=slirp,,tcp:22:22/tcp:80:80
とすれば、Windows の 22/tcp と 80/tcp が coLinux 側にポートフォワードされる。全世界からアクセスできるようになるので、必要に応じてアクセス制限が必要。Windows がすでにバインドしているポートは転送できないので、この方法で samba は動かせない。また、設定変更した後 coLinux 自体の再起動が必要になるけど、そうしょっちゅうあることではないので諦める。しょっちゅうあるとすれば使い方が間違っている。

_ どーしても回避できない欠点は、slirp は ICMP を通してくれないので ping が打てないということ。今のところ、それ以外では困ることなく使えている。


2007年5月28日(月)

ハヤシライスが大好きな安倍首相の健康問題

_ そんな深読みはどうでもいい。問題は、カレーを食ってる人の前で下痢の話をする無神経な人間が首相として適格なのかどうかということだ。

13桁 ISBN

_ 今年の1月から13桁になってるというのに何を今さら寝呆けたことをほざいてるんだ、という感じだが、うちの日記スクリプトに10桁と13桁の ISBN を相互変換するコードをやっとこさ実装完了。仕様を調べはじめてから1時間もかからずに終わるんだからもっと前にやっておけよ。10桁→13桁の変換がちゃんと動くかテストしてないけど(←それじゃダメだろ)。

_ どんな感じになるかというと、たとえば ISBN:978-4-16-753105-8 と13桁の ISBN を書くと 10桁 ISBN コードへのリンクに変換される。それだけ。つーか、たいていのサイトは10桁も13桁もどっちの形式でも受けつけるから、わざわざそんな変換をする必要はないんだよな。Amazon が10桁しか受けつけないのがいけない。amazon のは ISBN ではなく ASIN という独自仕様だからある意味しかたないんだけど。


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やまや