_ サボりすぎだ > わし
_ Linux の一部のディストリビューションでは vi の名前で vim がインストールされている。カーネル以外はてきとーに寄せ集めただけの Linux ではそれはしかたないことだが、素の vi にはない vim で拡張された機能が標準で有効になった設定になっているというのはどうになならんのか。とくに、hlsearch が有効になってるのは、vi の正しい使い方を知らん人間の仕業としか思えない。
_ hlsearch ってのは、検索パターンにマッチした単語をハイライトして表示してくれるオプション。でも、探してる単語がすぐわかるから便利だよね、と思うのは vi を vi として使っていない人。検索のたびにいちいちめんどくさいダイアログが出てくるようなエディタのようにしか vi を使っていない。
_ vi では検索コマンドは単なる移動のために使うことの方が圧倒的多数であり、ほんとに文字列を探すときに使うことはゼロとは言わんがめったにない。vi で何行も先に移動するのに j を連打するのはアホ。移動したい場所のそばに hoge という文字列があったなーと思い出したら検索してそこに移動する。どこにあるかわからないものを探すために使うのではなく、どこにあるかわかってるときにそこまで移動するために使うのが vi におけるまっとうな検索コマンドの使い方。どこにあるかわかってるんだから、色なんかつけなくていい。ただ移動したいだけなのに移動後も妙な色で自己主張されるのはうっとうしいだけ。
_ vi のほとんどの移動コマンドは d や y なんかの編集コマンドと組み合わせて使える。とーぜん検索も例外ではなく、たとえば d/hoge で現在位置から hoge の手前まで削除できる。このとき、hlsearch が有効になっていると、削除完了した後に hoge という文字列がハイライトされる。まったく意味不明である。やりたかったのはあくまで「文字列を削除する」ことであって、「文字列を検索する」ことではなかったのだが。vim の内部的な挙動としてなぜそうなるのか理解はできるか、納得はできない。
_ 移動のためではなく、どこにあるのかわからないから探すことも少ないとはいえあることはあるので、hlsearch の機能自体があることは否定しない。が、そういうときは一時的に :set hlsearch (:se hls) して不要になったらまた :se nohls すればいいのであって、これを常時有効にしておく必要はないはずだ。
_ (泣)
_ 改札をとおろうとしたらなかった。そもそも家を出るときにちゃんと持ってたのかまったく記憶がないので、なくしたのではなくうちに忘れてきただけなのかもしれないけど、財布と定期券のうち片方だけ忘れるなんて器用なことはそうそうできないし、帰ってから探してみたけどやっぱり見つからない。うちから駅までのどっかで落としたんだろうなぁ。落とすほど浅いポケットじゃないんだけど……。
_ いちいちキップを買うとなると往復で昼飯1回分相当だからかなり痛い。期限は残り1ヶ月だったからまだマシだけど、これが磁気定期ではなく SUICA なり PASMO なりだったら再発行されてたわけで。定期じゃない SUICA もいっしょに消えたけど、これは再発行されないし、パスネットも返ってこない。合わせて5000円ぐらい残高あったんじゃないかなぁ。
_ それから、車の免許も紛失だ。こりゃ困る。
_ あー、もう、まったくめんどくさいことしやがって。
_ ちゃんと定期あった。わーい。落としたんじゃなくてはじめっからうちに忘れてただけだった。帰ってから部屋を探したら転がってたよ。
_ しかし、うちの部屋のカオス度をもう少しなんとかしないとあかんなぁ。とはいえ、増大して当たり前のエントロピーを人為的に下げるなどという自然の摂理、神の意思に反した行為は倫理的に許されるのだろうか。
_ DTI もトラフィック制限だそうな。
_ 今回のはたまたま /.j で知ったけど、トラフィック上限を越えたら制限、ってのはここがはじめてじゃない。でも、こういう制限ってアレだよなぁ。制限やめれ、という意味ではなくて。何度か書いたような気がするが、上限を越えたら停止するのではなく、越えた分に対して追加課金するモデルが健全だと思う。
_ 電気もガスも水道も電話も使った分に応じた従量課金なのに、インターネットの接続料金はどれだけ使っても固定料金っておかしいよね。何年か前の価格競争以来固定料金が定着しちゃったけど、リソースは有限であって無からじゃんじゃん湧いてくるわけじゃないんだから、多く使ってる人からはそのぶん多く課金するようなしくみに移行しないとそのうち破綻するよ。
_ 使いすぎのユーザでもそうでないユーザと同じように野放しにしておく、というのは利用の公平からしてよろしくない。だからといって、越えたら利用停止、というのは、うーん、どうなのかなぁ。Winny ブロックや OP25B もそうなんだけど、ユーザの通信を止めることに対する ISP 側の意識のハードルがだいぶ下がってるような気がする。もちろん、料金不払いなんて場合ならばさっさと止めちゃってもいいけどさ。使いすぎだというのなら、使ったぶんだけ徴収すればいいのであって、通信を止めるのはなんか違うと思うんだ。ISP って「つなげる」のが仕事なんだから、それが正常なトラフィックなのであれば、どんなに膨大であろうと止めたら負けだよね。
_ Googleが「不正ソフト」調査,Microsoftを名指しという記事。中身はどうでもいいです。ここ↓
内訳をみると,「Apache」が66%,「IIS」が23%,「nginx」が4%,「その他」が7%だった。nginx ってナニ? はじめて聞くぞ。_ あ、 英語のリソースもあった。どうやら高速処理がウリで、FLV のストリーミングとか帯域制御とかできて、それどころか HTTP だけでなく IMAP や POP3 の reverse proxy までやっちゃうとかいろいろてんこ盛りな Web サーバらしい。あんまり手を広げすぎると不幸になるような気がするけどどんなもんかね。
_ 最近は apache の次を狙う httpd がよく話題に出るけど、信頼性とかどうなんだろう。たいていのものは apache より性能いいぜすげーだろ、というのをウリにしてるけど、apache でもよほど時代遅れのマシンでもなければ1台で 100Mbps 以上のトラフィックは吐けるので、たいていの場合 apache 自体の性能不足で困るってことはないと思うんだよね。そりゃもちろん軽いにこしたことはないけど。性能よりもむしろ、安定性とかバグが見つかった場合の対処の速さとかそっちの方が重要。新進プロダクトにありがちなこととしては、作者が飽きたり開発チームが仲違いして開発がとつぜん止まったり、逆に開発のペースが早すぎてほんの数ヶ月前のバージョンと互換性がないなんてのもそれはそれで困るし。そういった方向からの定まった評価がないと採用するのはこわい。実験で使う程度ならば気にしないけど。