_ 馬鹿のひとつ覚えのように、今年もまた、行ってきまーす。
_ つーことで苫小牧到着。
_ フェリーからの夕焼け。背景は渡島半島。
_ 苫小牧からスタートして支笏湖から美笛峠を越えてニセコへ、さらに神仙沼を通りぬけ日本海に達し、海沿いを北上して神威岬から余市、小樽へと。やっぱり北海道の道は走りやすくてたいへんすばらしい。午前中は天気がよかったけど午後からは曇ってときどき雨も降る。羊蹄山の頂上は雲にかくれて見えなかったし、神威岬は遊歩道が崩れたらしくいちばんのビューポイントには行くことができず。うーん。別に不満なわけじゃないんだけど、せっかく来たんだからもっといいものを見たかったよな。
_ 悲報。DC-AC インバータが壊れた。本体の方はなんともなくて、シガーソケットと本体をつなぐケーブルが断線しただけだが、かなり特殊なシロモノっぽいのでこれだけ買い替えできるかはびみょー。10年近く使ったからもう十分以上に元は取ったよな。ということで、新品のインバータを売ってる店が見つかるまで PC やら携帯やらの充電ができません。まだ行動開始初日なのに困るなぁ。
_ 神仙沼
朝ご飯。ホッキ丼@苫小牧。850円。
昼ご飯。ホタテ刺@岩内。800円。
晩ご飯。イクラ丼+宗八@余市。1220円。手ぶれ勘弁。
_ 小樽から海沿いにオロロンラインをひたすら北上し、稚内まで。あいにくの曇り空だけど、海の上は晴れてて運転しながらも眺めを堪能できる。が、午後になると海の上も雲が覆ってしまってかなり残念な感じ。晴れてるとものすごく開放感に満ちた景色なんだけど、曇ると一転して陰鬱な寂寥感あふれる場所になるな。なんだろうこの落差は。
_ そんなわけで、稚内を越えて宗谷岬まで行ったけれど、明日朝もう一度この風景を眺めるべく U ターンして稚内まで戻ってきた。というか、宗谷岬はどうでもよくて、晴れた宗谷丘陵を見たいのだ。この前来たときも曇ってたしな。
_ オロロンライン。どこまでもまっっっっっすぐ。
サロベツ原野は草紅葉。360度どこを見ても地平線まで原野。
朝ご飯。焼き鮭と刺身(鮭、イカ、〆鯖)、小鉢はホッキのマヨネーズ和え@小樽。850円。
昼ご飯。海鮮丼@羽幌。1100円。これでこの値段は安い。これでもわりと高いものを注文したんだが(ほかのメニューは甘エビ丼500円とか)。
晩ご飯? ふだん1日1食か2食だけのわしが3食取るのもけっこうアレだし、ああいったメニューがずっと続くとジャンクなものも食いたくなるんだよ。
_ 稚内から南下。そりゃこれより北には行けないし。クッチャロ湖まではオホーツク海沿いを、そこから先は内陸を。お天気がなぁ。今にも降りだしそうな低い雲。日が暮れてから降りだしたけど、むしろそこまで天気がもった方がおどろきだ。道内のほかの地域ではかなりの大雨のところもあったみたいだし、長万部では竜巻も発生したとか。それを考えるとむしろ天気はよかった方か。夜明け直後の朝焼けはすばらしかったんだけど、太陽が見えたのはわずかその数分だけだった。明日は晴れる予報みたいだけどほんとかしら。
_ 旭川には何度か来ているけど、旭山動物園は初めてだ。有名なところだからどんだけ大きいのかと思ったら案外ちんまりしてた。もっとも、動物園に最後に行ったのがいつか思い出せないぐらいなんで、標準的な動物園のサイズなんて知らんのだが。
_ イカれた DC-AC インバータはとりあえず電源コードを改造してとりあえず使えるようにはなったので電源問題はなんとかなりそう。が、長くは持たないので早々に買い替えだな。
_ 宗谷丘陵。写真を見返してみてもつくづくお天気が残念すぎるよな。
エサヌカ線。直線だけで構成されるひじょーに単純な構図。
旭山動物園のレッサーパンダ。ちょぉかわええ。もってかえりたい。
昼ご飯その1。煮込みジンギスカン丼@名寄。500円。北海道ローカルのジンギスカンの、さらに名寄ローカルな食い物らしい。見た目から想像されるとおりの味。ただし、上に乗ってる白いのは山芋ではなく、餅。
昼ご飯その2。チキン野菜スープカレー@名寄。950円。丼1杯じゃ足りないし、2人前ぐらいふつーに食えるよね。メニューの写真を見たらずいぶん具沢山で(写ってないけど、さらに骨つきチキンがスープの中に沈んでいる)、これならカレーがはずれでも十分以上に元は取れるだろうと思ったら裏切られた。カレーもまじうまい。近所にこんな店があったら通う。道の駅のレストランでこんなものが食えるとは思わなかった。
晩ご飯。ラーメン@層雲峡。900円。味は残念。まあ、それでも観光地の店でこれだけ具が入ってこの値段なら及第点以上でしょう。
_ いま勝手に命名した。銀泉台から入って赤岳、白雲岳、緑岳と縦走して大雪高原温泉に抜ける。赤白緑でイタリア国旗。昨年は黒岳にも登ってるので、これで赤白緑黒と征覇だな。
_ 今年の北海道は猛暑で紅葉がだいぶ遅れていたようで、例年ならもう紅葉は終わりかけのはずなのに今年はまだこれからが本番。つーかこのぶんだと紅葉のピークの前に雪が降って終わりそうな感じ。紅葉はまだ先だし、お天気も曇り空でかなり残念。まあ、それでもガスの合間合間になかなかよい景色も堪能できて不満はない。
_ 白雲岳避難小屋から緑岳に向かうルートの途上で白雲岳を振り返る
緑岳から高原沼方面を見下ろす
お昼ご飯。ラーメン。具は餅と(写ってないけど)魚肉ソーセージ。まあ、山の飯なんてそんなもんだ。
晩ご飯。旭川の道の駅から徒歩5分の ENTRUST KITCHEN というお店。山から下りてきた後なんで脂っこいものを食いたくて見つけた店に入ってみたらこじゃれた創作料理屋さんだった。当初考えていたような不健康なものは食えなかったけど、飯はうまく、居心地もよく、いろいろサービスしてくれて、それでいて良心的なお値段でたいへんいいお店でした。次に旭川に来る機会があればまた来よう。
_ きのうの夜、飯を食うためにしばらく車を離れていた間かなあ? 運転のヘタクソな何者かにわしの車の右前部をこすられて見事な傷ができていたことに今朝になって気がつく。わりと目立つ。つーか、フォグランプのカバーが落ちかけとるがな。まったく何てことしてくれんだ。
_ 道の駅のとなりがホームセンターだったので、きのうのうちに DC-AC インバータを新たに買っておいたのだが、今朝になってから使ってみたら不良品だった。まったく動作しねぇ。開店を待って返品するほどのんびりするつもりもないので、5000円ドブに捨てたことに。まあ、シガーソケットにつなぐためのコードはちゃんと使えるので、これまで使ってた断線したコードとつなぎかえてとりあえずは問題なし。いちおう保証書はついてるけど、ほんとに修理を受け付けてくれるのか?
_ 吹上温泉の野天風呂が熱すぎてとても入浴できる温度ではなかった。足湯すらままならず爪先をお湯にひたした程度で我慢。ここに来るのは3回目だが、ここまで熱かったことはないぞ。
_ カーナビ様のお導きにしたがって走っていたら、「この先 15km 未舗装」なる道を案内された。日の高い時間ならまだしも、日も暮れかけてからそんなところを走りたくはないので来た道を逆戻りして数十 km 大回りするハメに。
_ そんなこんなで、旭川から富良野、帯広を経由して鶴居村のキャンプ場まで。キャンプ場なんで、晩ご飯は自分で作る。
_ 青い池。この前来たときは曇ってたけど今日はめでたく晴れ。とはいえ十勝岳は雲の中だけど。
お昼ご飯。豚丼特盛@帯広。1000円。お茶の水豚野郎の勝ち。
食後のデザート@六花亭本店。写真に写ってる分で480円だったかな? ほかにお土産もいっしょに買いこんでるので、正確なところは忘れた。
晩ご飯。塩ホルモン。旭川のあたりではそこそこ食されているらしく、北海道出身者からもお土産にねだられたが、今回はクーラーボックスを持参していないので持ち帰れず、かわりに腹の中に入れておくことにする。味は、まあ、うまいんだけど、わざわざ土産にお願いするほどのものとは思えず。
_ 多和平→摩周湖(何も見えない)→神の子池→開陽台→野付半島→落石岬→霧多布岬キャンプ場。午前中は今にも降り出しそうな曇り空だったがなんとか降らずにすみ、夕方にはだいぶ雲も薄くなり鮮やかな夕焼けが。
_ えー、さて。台風が発生したようで。まだ沖縄にも達していないのに、早々と帰りのフェリーの欠航の連絡がありました。どうやって帰ろうか。仙台行きは運行予定のようだけど、予約していた大洗行き深夜便よりも出港時刻がだいぶ早いので、それまでにフェリーターミナルに到着できるかはかなり微妙。苫小牧→新潟とか小樽→新潟とかも同様に微妙。函館→青森はたぶん確実ではあるけど、2日で1500kmぐらい運転する必要があってかなり辛い。という感じで消去法をやっていくと残るのは苫小牧→八戸か。フェリーの乗船時間が長く運転距離も長いといういいとこなしの航路なんだけどなぁ。もし仙台行きに間に合えばそれに、ダメなら八戸行きかというところか。仙台行きに間に合うよう、あしたは早起きかな。これまでも毎朝6時前には起きてたんだけど。
_ 神の子池。たいして大きくもない池なので、どうしてもどっかで見たような写真になるな。
野付半島のトドワラ。
落石岬から霧多布岬への道中で素晴らしい夕焼け。そしてまた繰り返されるこの構図。
昼ご飯。エスカロップ@根室。840円。根室ローカルな食い物のようだが、バターライスにトンカツ、デミグラスソースと北海道らしい要素がまったくない。
晩ご飯。ジンギスカン。もやしが多すぎて水っぽくなってしまった…。
_ つーことで、仙台行きフェリーのキャンセル待ちにぎりぎりすべりこんで最後から2番目に乗船完了。すでに出港して海の上。無事予定の日に帰れることになった。おかげで今日はどこにも立ち寄れなかったけどな。
_ 朝ご飯。サンマ刺身@釧路。840円。わさびではなく七味を醤油に混ぜて食べるんだそうな。
昼ご飯。豚丼@帯広。800円。ちょうど昼ごろ通りがかってしまったもんだから。これはうまかった。さらにまた本店じゃないほうの六花亭で食後のスイーツ。
晩ご飯。コンビニ弁当@フェリーの中。490円。仙台-苫小牧のフェリーは他航路と違って食事も設備も豪華なんだけど、でもやっぱりフェリーにはコンビニ飯がよく似合うと思うのです。
_ そんなわけで、当初予定の大洗行きではなく仙台行きのフェリーになってしまったけど、無事に帰宅。帰路につく前に仙台市内を2時間ほどぶらぶら。澱橋の坂を上ったどん詰まりの丁字路を十字路に作りかえる工事をやっててびっくらこいた。たしかにあそこが十字路になると R48 に抜けやすくなってだいぶ便利になるな。牛越橋のあたりでは気の早い人たちが何組も芋煮をやってた。ピークには煙で前が見えなくなるくらいなのでそれにはまだまだずいぶん早いけど、もうそんな季節なんだなぁ。
_ しっかし今回はトラブルが多かったな。仕事をサボってたせいで出発を1週間遅らせたことに始まり、でも天気が悪い予報だったし紅葉も遅れてるみたいだったから日程を遅らせて逆に正解と思ったら、遅らせてもまったく晴れず、紅葉はさらに輪をかけて遅れ、けっきょく絶景を眺めるには不十分で。DC-AC インバータが使えなくなって電源の確保に手間どり、車は傷モノにされ、とどめが帰りのフェリーの欠航。昨年も台風のせいで帰りのフェリーが11時間遅れだったけど、大洗便は呪われてるんかいな。
_ で、すでに来週の体育の日の3連休にどこに行くか悩みはじめていたり。