_ 最近 XML なファイルを直接手でいじる機会が多くていやになるんだが、どうにかならんのかねアレ。ならんよな。アプリが内部データの格納に使ったり、アプリ相互の情報連携に使ったりするのはいっこうにかまわんのだ。が、設定ファイルとして XML を使うってどうよ。可読性、保守性が必要とされるのはプログラムだけじゃないよ。アプリの設定ファイルだって同じだよ。それに XML を採用するとか頭おかしい。
_ せめて XML に対する diff やら patch やらが楽ちんにできればいいのだが。もちろん、そういうツールが存在することは知ってるけどさ、わざわざ探してきてインストーするぐらいなら直接手でいじっても大して手間は変わらんというのがどうにも微妙すぎる。
_ ということで、できるだけ OS 標準(に近い)ツールで XML をいじれる方法はないかいろいろ模索してたんだけど、ダメだな。xsltproc があればたいてい何でもできるだろうけど、XML を手でいじりたくないといってるのに XSL を書かなきゃいけないという矛盾を抱えてる。libxml のオマケについてくる xmllint でも(lint のくせに) XML の特定のノードだけ拾ったり書き換えたりできるようだけど、これもまた使いかたにクセがあって使いづらい。結局、確実に XML を parse できるわけでないことを承知の上で sed の力技に頼るのがいちばん手っ取り早い。
_ いちおうテキストファイルのふりしてるけどさ、簡便に読み書きできる手段がないんだからあんなのバイナリと変わらんよ。人間が読み書きする部分で XML を採用するのはまじかんべんしてくれ。
_ もちろんこの日記も HTML は自動生成で、いちいち手で書くようなアホなことはしていない。