どさにっきLTE 〜2013年4月下旬〜

by やまや
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2013年4月28日(日)

雪の GW・その1

_ ここ1ヶ月半ほどずっと、週末は計画メンテか緊急メンテか障害対応かそうでなければ雨が降るかでまったくどこにも出かけることかなわず。やっとふつーに休める日が来たよ。

_ つーことで、上高地へ。

_ 金曜から土曜にかけて寒気が入ってきて天気が崩れるという予報は知ってたけどさ、もう4月も末だよ。標高たかだか1400mだよ。もしかしたら雪になるかもしれないけど、たぶん積もらないし、積もったとしてもせいぜい5cmもあればいいところだろう、と予想していた。

_ 甘かった。15cm は積もってますな。パウダースノーではないけれど、春の重い雪なんかではなく、ふつーに冬の雪ですよこれ。天気予報では午後には止むとのことだったのに、実際は夕方まで降り続けやがった。しかもよりによって、キャンプするつもりでテント持ちこみなんだな。予定外の雪中キャンプだいじょうぶかよ。テントの中で凍死とかシャレにならんぞ。

_ 翌朝、今日。寒さは意外となんともなかった。そして、見事に青空。きのう降り積もったばかりの雪の白さで景色がすばらしく美しい。なのに足元は踏み固められてつるんつるんなので、下をよく見て歩かないと転ぶので景色なんか見てられない。昼近くになるとあっとゆーまに雪が解けて足元はぐちゃぐちゃだし。いやもうたいへんだわ。

_ 混雑を避けて昼には撤収。まだまだ明るいので、近くには何度も来てるのにまだ一度も行ったことがない松本城へ。…と思ったら天守閣1時間待ちってどういうことですかさようなら。

_ 我が家。うっすら雪が積もりはじめてるけど、設営完了した5分後に撮った写真ですからこれ。

田代橋付近で猿の群れに遭遇

明神池からの明神岳

河童橋からの穂高連峰。よく晴れた日だったけど、雲に覆われずにてっぺんまで見渡せたのは早朝の30分もなかったんじゃないかな。


2013年4月29日(月) 昭和の日

雪の GW・その2

_ いや、晴れたけど。

_ 立山・黒部アルペンルートで室堂へ。往復で8800円ってぼったくりだよなぁ。維持コストはほかより高くつくだろうけど、しかしトロリーバスに10分乗るだけで2100円はないよ。

_ 室堂からはスノーシューを履いて雄山に。が、雪はけっこう締まってるからスノーシューいらなかったな。脱ぐのめんどくさいからそのまま登ったけど。槍・穂高方面の展望台になっている一の越まで登って、どうしようか考える。ピッケルとか持ってないけど、風がかなり強くて雪を吹き飛ばしてるから積雪は深くない。ストックで登ってる人もけっこう多いし、意外と何とかなりそうだ。ということで、足元をアイゼンに履き替えて頂上まで。けっこうすいすい登れて標高3003mの山頂に無事辿りつく。登りはじめは曇ってたけど、しだいに晴れてきて、頂上からの展望は素晴しいの一言。後で聞いたところによると、2週間前にアルペンルートが開通してから晴れたのはきのう今日の2日だけだそうで、そういう意味でもひじょーに運がよかった。

_ 下界に戻ってきてから温泉へ。洗い場の鏡に映った自分の顔がたいへんおもしろいことになっていた。雪焼けひどい…。

_ 二の越あたり(だったっけ?)からの浄土山と槍・穂高方面

山頂からの剱岳

同じく山頂からの大日三山と室堂平

ふつーの人が今の時期の立山といって想像する雪の大谷もとりあえず見物してきた。中国人ばっかり…。


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やまや