どさにっき AI 〜2018年3月下旬〜

by やまや
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2018年3月30日(金)

1.1.1.1

_ NANOG で話題になってるんだけど、どうやら cloudflare が 1.1.1.1 と 1.0.0.1 というおそろしいアドレスで public dns を始めようとしているっぽい。

% dig +noall +ans 1.1.1.1.in-addr.arpa ptr @1.1.1.1
1.1.1.1.in-addr.arpa.	1735	IN	PTR	one.cloudflare-dns.com.
今日の夕方ごろは応答に2秒とかかかってたけど、夜になってからは 10ms 以内で返ってくるようになった。anycast への組み込みが完了したのかな?

_ で、なんで cloudflare なの? 1.1.1.0/24 は 常時かなりのトラフィックが流れていて汚れてるからどっかに割り振りはしないで研究やら何やらの用途のために予約するとか言ってなかったっけ? いちおう、whois.apnic.net に聞いてみるとたしかに現在も cloudflare のものになったわけではなく APNIC 自身が持ってるんだけど、

inetnum:        1.1.1.0 - 1.1.1.255
netname:        APNIC-LABS
descr:          APNIC and Cloudflare DNS Resolver project
descr:          Routed globally by AS13335/Cloudflare
descr:          Research prefix for APNIC Labs
となってる。協業だからいいってことなの?

_ つーか、1.1.1.0/24 は以前は cloudflare じゃなくて google から経路が広告されてたんだがこれはどうなっちゃったわけなの? whowas で過去の情報をさかのぼってみても過去 google から広告されてた時代でも description その他に google との関係を示すものは見当たらない(上記のように cloudflare との協業を示す内容に更新されたのは日本時間の 3/30 01:51 であることがわかる)。そもそもなんで google から広告されてたのか説明が一切されておらず、それがさらに cloudflare に変わって public dns を始めるとか、経緯がまったくわからん。なんなのこれ?

_ nanog に流れたメールを見るとどうやら短い間だけ https://1.1.1.1にいくつか情報が載ってたらしいんだけど、今アクセスすると 403 が返ってきてよくわからん。

_ DNS サーバとしての挙動。


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やまや